水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル

~本を読んだ人も読んでいない人も、水浸法の人もそうでない人も~

『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』中外医学社より好評発売中。
本はマニュアル本ですので「なぜそうするか?」より「なにをするか?」の方に力点がおかれています。
このブログでは本を補完するため理論的な面を詳しく説明します。

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鉄門だより
東大医学部新聞『鉄門だより』2016年5月号(第731号)の新刊便りに載りました。


無送気で無麻酔で無痛の大腸内視鏡挿入法
-注水ポンプを使った「水浸法」の秘伝のテクニックを全公開-



 大腸内視鏡の挿入は経験や勘でやるのではなく、理論的にやりましょう。直腸、S状結腸、SD-J、脾弯曲、横行結腸、肝弯曲と部位別に分け、その挿入理論とテクニックを説明し、実際のビデオを使って理論がどのように実践されているかを確認します。言われてみれば簡単なことも言われないとなかなか気づかないのがコロンブスの卵です。この本では、今まで成書に書かれていない初めてのテクニックをたくさん紹介します。"水浸法"の人もそうでない人も、ぜひご一読ください!!

●痛くない、苦しくない、患者にやさしい大腸内視鏡挿入法を開発した筆者によるオリジナル水浸法の解説。腸管過長症、癒着腸管など患者の様々な腸管バリエーションに対応できる、まさに万能大腸内視鏡挿入法。初心者だけでなく、経験あるコロノスコピストにも必読の書。(湘南厚木病院 副院長 中山 剛)

●今まで学んだことはすべて忘れよう。基本テクニックは一つだけ。だから誰でも修得できる!(あつぎ内視鏡・内科クリニック院長 山中 茂)

●わずかな送水だけで、もっとも苦痛の少ない無送気挿入メソッド!膨大な臨床経験から生み出された圧倒的な挿入率と挿入時間短縮を実現した究極の挿入法(内視鏡医師 羽田兼吾)

水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル オビ

2016年4月に中外医学社から『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』という本が出版されました。
マニュアル本ですので理論や理屈はできるだけ簡明にし、何をすればいいのかを中心に書きました。
このブログでは、そのあたりを中心に書いていきたいと思います。

後藤利夫
中外医学社
2016-04-28



この本は水浸法の人だけでなく、ほとんどのページは送気法の人にも役立つものと思います。
水浸法の最新症例をご紹介します。本に書かれているとおりワンパターンで1分10秒で挿入されています。


水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.69 続きを読む

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