2017年1月17日に原町田診療所に見学に来た先生は、いままで数千例の経験のある先生で、ある時から人に聞いて独自に水浸法をしていて、シリンジをつかって手押しで水を入れているそうです。
送気法から移行した先生はたいてい水を入れすぎます。私の挿入を見て、腸管が虚脱していて常に目の前に迫るため、スコープは前に進まずふすまを開けるように横に進んでいくのを不思議そうに見ていました。
「そんなに水が少なくてもスコープに浮力は働きますか?」と言うので、「太平洋に浮かぶ船はドックの水でも浮かぶように、空気を抜いてスコープが水没さえしていれば水が多くても少なくても浮力は変わりませんよ。」と言うと、1回踏むと1ccだけ水が入る私のポンプ(送料込・消費税込1万円)を注文してして帰られました。水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.9
先週の木曜日に原町田診療所で内視鏡を見学させて頂きました節は、大変お世話になり有り難うございました。お忙しい中、丁寧に沢山の事を教えて頂き恐縮しております。昨日ですが、例の検査用のポンプが我が家に到着致しました。まだ実際には稼働させておりませんが、次回の検査時には是非使用してみたいと思います。何かわからない事などありましたら、また連絡させて頂ければと思います。取り急ぎお礼とご報告まで。