基本的には腸がリダンダントな人と同じです。
リダンダントな人とは、痩せている女性に多く、内臓脂肪が少ないためS状結腸で固定がゆるく、押せば腸が逃げて、画面がくるくると回転する人です。

押せばすぐに捻れますので、画面を回させないようにそっと押し、画面が回り始めたら定点固定で早期短縮を丁寧にしてスコープの直線を維持します。これを続けていくだけであとは何も考えなくても盲腸に着きます。

ワンパターンメソッド=大局的な戦術
定点固定による早期短縮=局地的な戦法

回転異常や内臓逆位などで部位の同定が難しい場合はワンパターンメソッド(大局的な戦術)は使えなくなりますが、定点固定による早期短縮(局地的な戦法)を続けていけば盲腸に到達します。水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.77 コラム①