水浸法ポンプを分けてください。
たった1行のメールが来ました。
http://xn--1rw8mxp.com/archives/35566377.html

よければ、送り先、氏名をご連絡下さい。

後藤

後藤利夫先生御机下

大変失礼いたしました。軽部友明先生の「大腸内視鏡挿入挿入術」を元に内視鏡挿入を少しずつX線透視下に行ってきました。なかなか上手く行かず少しずつ、無理をせず痛まないように慎重に実施しております。先生よりご丁寧なご返事を頂き深く感謝いたします。ぜひ先生の水浸法ポンプのセットを送りお送り頂ければ幸いです。


挿入法を①挿入原理と②挿入テクニックの2つに分けて考えてみます。

①挿入原理として、「送気法」は挿入時に空気を入れる、「水浸法」は挿入時に水を入れます。

②挿入テクニックとして、2人法、1人法、ライトターンショートニング法、軸保持短縮法などいろいろあります。
大きくはプッシュ法とプル法に2大別されると思いますが、私はプル法の1つである「ワンパターンテクニック」を実践しています。もちろん軽部先生の挿入法でも挿入時に空気の代わりに水を使えば、水浸法は可能です。

もっといえば、今まで何年も送気法でやってきたベテランの先生方は「ワンパターンテクニック」でなくてもいままでと同じテクニックのまま、空気の代わりに水を入れたらすぐに「水浸法」は実践できます。

それでもすべりがよくなり、患者さんの苦痛が軽減されると思います。

1つだけアドバイスするとすれば、送気法から水浸法に変えた先生方はたいてい水を入れすぎます。
水はしばらくスコープ先端部にたまりますので、少量でも管腔は開きオリエンテーションはつきます。
ですから入れる水はできるだけ少量(約200ml)で、腸管はできるだけ虚脱したまま挿入してください。
『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.29 経験者への7つのアドバイス』


本日 お昼頃 ポンプ一式が早速、当院に送られてきました。大変速く驚き、感謝いたしております。銀行からの振り込みをさせて戴きます。