6月14,15,16日に大連VITUP国際病院に行ってきました。
6月15日は朝7時30分から午後4時30分まで18人のお客さんの内視鏡検査を行いました。
うち15人は上下部で、のこり3人は下部だけでした。
全部で33件の検査をしたことになります。
挿入最小時間は1分30秒、最大時間は6分、平均は3分でした。
ポリペクトミーは10個程度です。

全例クリップをかけましたが、中国では珍しいことです。
見学の女性の内視鏡医師が1人いましたが、サクショントランプを初めて見たらしく欲しがっていました。
今度行くときに持っていってあげようと思っています。

中国では多くの人が麻酔を希望し、麻酔はプロポフォールを使って、麻酔医がやります。
VITUP病院では、ベテランの信頼できる麻酔医がかけてくれますので日本で私がやっているよりラクで安心です。
たまに無麻酔で大腸内視鏡をやると、痛くないのにみんな驚きます。
水浸法は見たことがない人ばかりです。

胃カメラと大腸内視鏡は別室で行い、胃カメラ終了後に移動式ベッドで大腸検査室に運びます。
1人が終わると次の人まですこし時間が空きます。
日本の徳洲会のようにスムーズには行きませんが、この病院は中国では珍しい自由診療病院で、患者さんはほぼ全員VIPなので、仕方ありません。
トラブル無く、検査できたので良かったです。

病院の横に病院所有のソシエのエステティックビルがあり、検査後はその中の日本庭園の見える和室で料理を食べたあと、温泉に入ってマッサージを受けました。中にはサウナや岩盤浴もあるのですが、今回は行きませんでした。

次回は7月12,13,14,15日に行きます。
次回は14日朝に山東医科大学に移動し、その日の午後に水浸法の講演60分、コロンモデルを使った実演60分、人での実演60分の予定をしています。翌日15日に帰る予定です。
山東医科大学の教授が水浸法を知っていたらしく、日本の業者を介して依頼があったためのものです。

大連VITUP国際病院に興味がある人は、揚 静 <jing.yang@vitup.cn>まで連絡くださいとのことでした。揚 静さんは日本語が上手なかわいいVITUP病院の職員です。