水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル

~本を読んだ人も読んでいない人も、水浸法の人もそうでない人も~

『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』中外医学社より好評発売中。
本はマニュアル本ですので「なぜそうするか?」より「なにをするか?」の方に力点がおかれています。
このブログでは本を補完するため理論的な面を詳しく説明します。

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カテゴリ: 理論解説

『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法』
-1.“水浸法”とワンパターンメソッド-

【セミナー概要】
今まで空気を入れていたから入らなかった。
空気の代わりに水を入れたらこんなに簡単に入る。
簡単、マスターしやすい、痛くない!
“水浸法”の全てを公開します。
(あわせて水浸法ポンプの作り方と使い方も公開)
千差万別の人間の腸がワンパターンで挿入できる?
そんな夢のような話が“ワンパターンメソッド”です。
これは水浸法という原理に最適の挿入技術のことです。
どこでどの技術を使うかが分かります。
今まで当てずっぽうに入れていた人も挿入で迷うことが無くなるでしょう。
皆さま、奮ってご参加下さい。
1.水浸法
2.ポンプの作り方と使い方
3.ワンパターンメソッド
4.実例動画

セミナーNo273
2014年9月7日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■分野: 診療・診察技術/検査
■対象: 医師/看護師


午前 水浸法(2022年4月3日公開)


午後 ワンパターンメソッド(2022年5月1日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第273回セミナー『大腸内視鏡挿入法①”水浸法”とワンパターンメソッド』は盛会裏に終了しました。
 9月7日(日)に開催しました第273回医療技術セミナー『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法-①”水浸法”とワンパターンメソッド』は盛会裏に終了しました。
 講師には、新宿大腸クリニック院長の後藤利夫先生をお迎えしましたが、今年で4サイクル目です。2012年1月に、最初の”水浸法”と、3月に”ポリペクトミーと新しい麻酔薬”あるいは”評判の取れる胃カメラ法”のセットで開催し、この年には秋にも開催し この年2回、13年にも秋に1回、14年秋の今回と、4サイクル目というわけです。なお、最初の年の5月には「便秘とヨーグルト」のテーマでお話をしていただいております。素晴らしいのは、その度にテキストや動画が新しくなり かつ向上し、お話の内容も進化してきていることです。それよりも、もっと素晴らしいのは、開催の度に受講者が少しずつ少しずつ、新しく掘り起こされてくることです。後藤先生はこの”水浸法”を20年前に考案されたとのことですが、毎日の診療が忙しいことで、当時から所属されていた徳洲会病院グループの中だけで研鑽と教育を続けて、お弟子さんを育てて来られた・・・という手法・手技だったのを、意を決して3年前に医療界に問われた、要するにスキルアップセミナーで話をされることで新しく支持者を増やして行こう・・・とされた という次第でした。今回、参加された16名の方で、従来から他のセミナーに参加されておられた方は3名ですが、あとの方はスキルアップのセミナーは初めてで、かつ”水浸法”も初めて・・・という方々でした。また、先の3名の方のうち2名もまた、”水浸法”は初めて・・・という方でした。素晴らしい!、ことデス。
 大腸内視鏡検査をおやりになっておられない受講者の方の中には、なぜ毎年開催し続けるのだ・・・と疑問を持っておられる方もおられるかと思いますが、そういう事情なのです。お許し下さい。
 今回は、テキスト、動画のアニメが新しく考案されておられましたが、受講者の中で唯一3回目の参加である受講者は、「だんだん資料もお話も磨かれて素晴らしくなっていく・・・」と驚かれておられました。
 主宰者としても、”水浸法”が医療界に着実に浸透して行っている・・・という確かな実感を得ました。嬉しい限りです。

『実地医家のための大腸内視鏡検査における挿入困難例の検討と解決法(午前の部)』

【セミナー概要】
 挿入困難はループ解除ができないからです。どんなときにも使えるループ解除の奥義を紹介します。
 また、そもそもループを作らず挿入するにはどうしたらよいか、その心構えから、S状結腸、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲の各部位別困難解決法、また前処置不良やスパスムの強いときの対処法の奥義をイラスト、動画を使ってわかりやすく説明します。
 最後に実例動画を使ってそれらが実際にどのように使われているかを解説します。
 講演後はみなさまからの質問を受け付ける時間もとってあります。
 どうぞご参加下さい。
(午後の近間威彦先生のプログラムとセットです)
午前の部 10:00-12:00 後藤利夫先生 
 1.ループ解除の理論と練習、ループ解除の奥義
 2.S状結腸、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲の各部位別困難解決法
 3.前処置不良やスパスムの強いときの対処法
 4.挿入困難実例動画解説
 5.自由質問コーナー
(12:00-13:00 昼食・休憩)
午後の部 13:00-15:00 
  近間威彦先生によります『大腸内視橋における挿入困難例』

セミナーNo249
2014年7月20日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■近間威彦 先生(MIWA内科胃腸科CLINIC葵 院長)
■分野: 診療・診察技術
■対象: 医師


午前 1.ループ解除の理論と練習、ループ解除の奥義 2.S状結腸、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲の各部位別困難解決法 3.前処置不良やスパスムの強いときの対処法 4.挿入困難実例動画解説 5.自由質問コーナー(2022年3月6日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第249回セミナー「大腸内視鏡検査における挿入困難例の検討と解決法」は盛会裏に終了しました。
 7月20日(日)に開催しました第249回医療技術セミナー「実地医家のための大腸内視鏡検査における挿入困難例の検討と解決法」は盛会裏に終了しました。
 このテーマは、ネット会員からの要望で企画させていただきましたが、始めはなかなか講師が見つからず、見つかっても決まりませんでした。
 こういう領域は、後藤利夫先生にいつもお願いするのですが、天才(肌)の後藤先生は、いとも簡単に、「入れられないのは下手だからだよ!」と断じられ、いつもの持論の「挿入できないのはループ解除ができないから」と、講義をご準備いただきました。また、あと一人の講師の近間威彦を見つけてくださいました。
 後藤利夫先生の、講義の組立は、1.ループ解除の理論と練習、ループ解除の奥義、2.S状結腸、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲の各部位別困難解決法、3.前処置不良やスパスムの強いときの対処法、4.挿入困難実例動画解説、としてくださいました。
 講義では、いつものように内視鏡と大腸モデルのファントムを駆使しながらの、淡々としながらも熱のこもった講義となりました。
 終わったあとのアンケートもいつもよりも多く集まり、「モデルを使った解説が分かりやすかった」、とありました。
 なお、この日のセミナーには、この日、初めて参加する・・・という方も多く、オリジナルなテーマでの開催は新たな受講者の獲得にもつながりました。ありがとうございました。
 後藤先生は、「挿入困難」というテーマでは、今日お話した知恵と方法以外にはボクからはもう出てこないよ、と言仰りながらお帰りになりました。ありがとうございました。

昨日、メガコロンの人の大腸内視鏡をやりました。
28歳の細身、高身長の男性でした。メガコロンは若い頃大食漢の高齢男性に多く、若い人には珍しいです。
今まで何度もS状結腸軸捻転を起こしていて、今日、大腸切除術を行うので全大腸検査をお願いしますということだった。今まで何度も大腸内視鏡をしてきたが一度も深部挿入できなかったそう。
メガコロンだと思われたので、スコープは太いCFスコープがいいと思われたが、スコープ選択基準に当てはめると細いPCFとなったので、まずPCFスコープで開始しました。メガコロンは空気も水もできるだけ吸引して腸管径を細くしてスコープを短縮しやすくするのがコツですが、SDあたりでフックして短縮を試みるも腸管の硬さに負けて抜けてしまうので10分であきらめてCFスコープに変更しました。CFでもSDで短縮を試みますが、やはり短縮抵抗性が強くもう少しのところで完全に直線にならないので介助者に左下腹部手のひら圧迫をしてもらってライトターン&プルでやっと直線化できました。このときもう入ると思いました。あとはスムーズに結局10分で挿入できました。スコープの長さが足りないから挿入できないのではなく、短縮できないから挿入できないのです。
教訓:メガコロンは短縮が難しい。なるだけ腸管を虚脱させ、太いスコープを使い、左下腹部圧迫も併用する。

水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.151

『”水浸法”による大腸内視鏡検査(2回シリーズ)  2.実践とポリペクトミー』
-2.実践とポリペクトミー-

【セミナー概要】
 水浸法による無麻酔・無痛内視鏡を実践的に理解できるように実際に水浸法を行っているビデオを用いて具体的な解説を加えます。また、クリニックと病院では、観察、ポリペクトミーやクリッピングの考え方が少し違います。クリニックの方がより安全で効果的な方法が求められます。今まで1万人を無事故でポリペクトミーしてきた開業医がクリニックにこそ必要なそれらのテクニックについてビデオを用いて具体的にわかりやすく説明いたします。
 皆さま、奮ってご参加下さい。
1.コロンモデルと人との比較
2.「水浸法」のビデオ解説
    簡単な人の場合、S状結腸が長い人の場合、
    横行結腸が長い人の場合
3.早くて見逃しの少ない観察法
4.安全で効率的なポリペクトミー
5.クリッピングの効果的なかけ方

セミナーNo230
2013年11月10日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■分野: 診療・診察技術
■対象: 医師/検査技師


午前 ”水浸法”の理論と実演動画を使った解説(2022年1月2日公開)


午後 ”水浸法”の実演動画を使った解説とポリペクトミー(2022年2月6日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第230回セミナー「”水浸法”による大腸内視鏡検査 2実践とポリペクトミー」は盛会裏に終了しました。
 11月10日(日)に開催しました第230回医療技術セミナー「実地医家のための”水浸法”による大腸内視鏡検査 2.実践とポリペクトミー」は盛会裏に終了しました。
 講師には新宿大腸クリニック 院長の後藤利夫先生をお迎えしましたが、後藤先生は今回で 7回目になりました。昨年2回ずつ企画していただいたのですが、今年は、水浸法とポリペクトミーを組合わせていただき 2回にまとめていただきましたが、今回は9がつ1日に続く、そのシリーズの第二回目です。
 今回のお話の中で、昨年には出ませんでした”水浸法”の歴史が少しだけ語られました。大学病院医局の時期に恩師や先輩たちと工夫され、その後徳洲会に所属され、主にグループ内での教育と研さんのために”門外不出のワザ”的に活用されたので、表?に出ることはなかったものの、ようやく人材もたくさん育ち、余裕?もでてきたところで、一般に公開することにされたようです。テーマは”痛くない”ことと”早く挿入する”ことで、弟子を早くたくさん育てるために患者さん1人1人に合わせたオーダーメイドの技術ではなくて、誰にでも通用するような「ワンパターンメソッド方式」を編み出されたわけです。
 そもそも大腸内視鏡検査といえば、胃カメラもそうでしょうが、ヤワヤワのいくらでも伸びそうな、そして肛門、直腸、S状結腸、そして下方結腸、横行結腸、上向結腸と曲がりくねった大腸の中に、実際は固い内視鏡を突っ込んで検査するわけですが、スムーズに早く挿入することもさることながら、ファイバーの先端に装着されたカメラをいかにスムーズに、自由自在に如意棒のごとく、思った通りに繰り、大腸内壁を観察するか・・・という技術、考えてみればこれは神技としか思えません。ましてや、患者さんの側の心理からすれば、お尻を露出して恥ずかしい、怖い、痛そうだ、事故が起こったらどうしよう・・・との心理・緊張の中で体を固くしているところで、うまく検査しないといけないのですから、尚更ですよね。
 大腸の検査には、これまでair法が採用されてきたようですが、今回の水浸法は、水を大量に入れるのではなくて、ファイバーが通りにくいところ、あるいは見えにくいところで水を1ccずつ注入し検査する・・・(トータルで100~200cc程度;MAX)というモノで、air法の延長線上にあるものです・・・との解説でした。
 でも、見ていてすごいですよ。コロンモデルを使ったベッド上でのトレーニングや両手と指を使った挿入法の身振りでのトレーニング、語り口は淡々としていて大声を出されるわけでもないのですが、やはり一つの技術の開発に人生を賭けてこられた方のオーラを感じました。
  ますますブラッシュアップされて、受講者がどんなところで苦労されているかが分かっておられる講義でした。で、注水ポンプについても注文されて帰られる方がだんだんと増えてきました。 
 この日の講義は、ネット中継でも、スポット視聴が多く、注目を集めている技術であることを実感しました。終了後に講師を囲んで大腸鏡を使っての指導を再現されておられましたが、会場での受講者の一人は、感激して、楽しかった・・との声を残してお帰りになりました。

『実地医家のための”水浸法”による大腸内視鏡検査(2回シリーズ)  1.理論とトレーニング』
-1.理論とトレーニング -

【セミナー概要】
 大腸内視鏡挿入は「押す」と挿入が早いですが苦痛があるので通常麻酔を必要とします。「押さない」と苦痛は少なく麻酔を使わなくても可能ですが時間がかかります。挿入時、空気の代わりに少量の水を入れる「水浸法」は押さないので苦痛は少なくしかも時間もあまりかかりません。「無麻酔で5分を切る」内視鏡です。ネットでもG医師として有名な後藤医師は1994年から水浸法を実施し、1995年にはポンプの特許を申請している水浸法の第一人者です。今まで徳洲会以外に明かされなかった秘伝の「水浸法」テクニックをオープンします。
 皆さま、奮ってご参加下さい。
1.水浸法の理論
2.ワンパターン挿入法
3.トレーニング方法
4.ポンプの作り方

セミナーNo217
2013年9月1日(日) 10::00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■分野: 診療・診察技術/検査
■対象: 医師/検査技師


午前 水浸法の歴史と理論、ベッド上・コロンモデルによるトレーニング(2021年11月7日公開)


午後 トレーニング上の緒注意(ワンパターンメソッドの理論と練習)(2021年12月5日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第217回セミナー「”水浸法”による大腸内視鏡検査1」は盛会裏に終了しました。
 9月1日(日)に開催しました第217回医療技術セミナー「実地医家のための”水浸法”による大腸内視鏡検査 1.理論とトレーニング」は盛会裏に終了しました。
 講師には新宿大腸クリニック 院長の後藤利夫先生をお迎えしましたが、後藤先生は今回で 6回目になりました。今年は、水浸法とポリペクトミーを組合わせていただき 2回にまとめていただきましたが、今回はそのシリーズの第一回目です。
 今回のお話の中で、昨年には出ませんでした水浸法の歴史が少しだけ語られました。大学病院医局の時期に恩師や先輩たちと工夫され、その後徳洲会に所属され、主にグループ内での教育と研さんのために”門外不出”のワザ的に活用されたので、表?に出ることはなかったものの、ようやく人材もたくさん育ち、余裕?もでてきたところで、一般に公開することにされたようです。テーマは”痛くない”ことと”早く挿入する”ことで、弟子を早くたくさん育てるために患者さん1人1人に合わせたオーダーメイドの技術ではなくて、誰にでも通用するような「ワンパターンメソッド方式」を編み出されたわけです。
 そもそも大腸内視鏡検査といえば、胃カメラもそうでしょうが、ヤワヤワのいくらでも伸びそうな、そして肛門、直腸、S状結腸、そして下方結腸、横行結腸、上向結腸と曲がりくねった大腸の中に、実際は固い内視鏡を突っ込んで検査するわけですが、スムーズに早く挿入することもさることながら、ファイバーの先端に装着されたカメラをいかにスムーズに、自由自在に如意棒のごとく、思った通りに繰り、大腸内壁を観察するか・・・という技術、考えてみればこれは神技としか思えません。ましてや、患者さんの側の心理からすれば、お尻を露出して恥ずかしい、怖い、痛そうだ、事故が起こったらどうしよう・・・との心理・緊張の中で体を固くしているところで、うまく検査しないといけないのですから、尚更ですよね。
 大腸の検査には、これまでair法が採用されてきたようですが、今回の水浸法は、水を大量に入れるのではなくて、通りにくいところ、あるいは見えにくいところで水を1ccずつ注入し検査する・・・(トータルで200cc程度;MAX)というモノで、air法の延長線上にあるものです・・・との解説でした。
 でも、見ていてすごいですよ。コロンモデルを使ったベッド上でのトレーニングや両手と指を使った挿入法の身振りでのトレーニング、語り口は淡々としていて大声を出されるわけでもないのですが、やはり一つの技術の開発に人生を賭けてこられた方のオーラを感じました。
 この日の講義は、ネット中継でも、スポット視聴が多く、注目を集めている技術であることを実感しました。終了後に講師を囲んで大腸鏡を使っての指導を再現されておられましたが、会場での受講者の一人は、感激して、楽しかった・・との声を残してお帰りになりました。 

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