水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル

~本を読んだ人も読んでいない人も、水浸法の人もそうでない人も~

『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』中外医学社より好評発売中。
本はマニュアル本ですので「なぜそうするか?」より「なにをするか?」の方に力点がおかれています。
このブログでは本を補完するため理論的な面を詳しく説明します。

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カテゴリ: 理論解説

『無送気で無麻酔で無痛の大腸内視鏡挿入法-注水ポンプを使った”水浸法”の秘伝のテクニックを全公開 ”水浸法”の集大成!』
-注水ポンプを使った「水浸法」の秘伝のテクニックを全公開-


【セミナー概要】
 大腸内視鏡の挿入は当てずっぽうやカンでやるのではなく、理論的にやりましょう。直腸、S状結腸、SD-J、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲と部位別に分け、その挿入理論とテクニックを説明し、実際のビデオを使って理論がどのように実践されているかを確認します。
言われてみれば簡単なことも言われないとなかなか気づかないのがコロンブスの卵。この講演では、今まで本に書かれていない初めての知見をたくさん紹介します。“水浸法”の人もそうでない人も、ご期待下さい!!
Ⅰ.理論編(10:00~11:00)
 平均挿入3分台、無麻酔で95%無痛
 2つの古典的挿入法(プッシュ法とプル法)
 無送気法は直線化しやすい(短縮抵抗性)
 短縮は早いほどよい(早期短縮と先端フック)
 1日25件やっても疲れない(抵抗1/4理論)
 人でもワンパターンで挿入できる(ワンパターンメソッド)
 ワンパターンメソッドのシュミレーション(指内視鏡)
Ⅱ.トレーニング編(11:00~12:00)
 アングル操作(ロックトゥーロック)
 ローテーション操作(ローテーション720度)
 超高速スラローム操作(アングルとローテーションの同時操作)
 ライトアングルをレフトアングルで代用する(アングルチェンジ)
 先端角度は見なくてもわかる(2倍進角の法則)
 ループ解除はこうやる(ループ最小円理論)
 2つのループ判定法(定点固定法)
 コロンモデル練習で3ヶ月でマスター(コロンモデル10倍則)
Ⅲ.実践編(13:00~14:00)
 注水ポンプの使い方
 正しいスコープの選び方(スコープ選択システム)
 硬度可変の使い方
 Rのワンパターンとスペシャルテクニック(バイブレーション)
 Sのワンパターンとスペシャルテクニック(アングルチェンジ)
 SDのワンパターンとスペシャルテクニック(左下腹部手のひら圧迫)
 Spのワンパターンとスペシャルテクニック(右側臥位体位変換)
 Tのワンパターンとスペシャルテクニック(レフトターンダウン)
 Hpのワンパターンとスペシャルテクニック(深吸気息こらえ)
Ⅳ.ポリペク編(14:00~15:00)
 高周波は出力を変える
 ホットは富士山をつくる
 ポリープは6時にもってくる
 スネアは奥からかける
 EMRは1発で上げる
 クリップは斜めにかける

セミナーNo335
2015年11月8日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■対象: 医師/看護師


午前 Ⅰ.理論編 Ⅱ.トレーニング編(2022年9月4日公開)


午後 Ⅲ.実践編 Ⅳ.ポリペク編(2022年10月2日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第335回セミナー『無送気で無麻酔で無痛の大腸内視鏡挿入法』は盛会裏に終了しました。
 11月8日(日)に開催しました第335回 医療技術セミナー『実地医家のための無送気で無麻酔で無痛の大腸内視鏡挿入法-注水ポンプを使った”水浸法”の秘伝のテクニックを全公開』は盛会裏に終了しました。
 講師には、いつものように新宿大腸クリニック 院長 後藤利夫先生をお招きしました。
 講義の組立は、第Ⅰ編 理論編、第Ⅱ編 トレーニング編、第Ⅲ編 実践編、第Ⅳ編 ポリペクトミー編、でした。
 今回の講義は、「水浸法」の集大成!と、主宰子が勝手にネーミングしてしまいましたが、それにふさわしいものになりました。今回初めて公開していただけるテクニックが”スペシャルテクニック”として随所に紹介されました。  
 講義の最後の部分で、教え子のお一人であります 北海道からおいでの三浦秀彦先生による5分間の”水浸法”のご紹介がありましたが、その中に”水浸法”の優れた点等が端的に紹介されておりますので、ここでも紹介させていただきます。
 はじめに:大腸内視鏡検査は、大腸癌やポリープの発見、治療に極めて有用です。しかし、挿入困難例は少なくありません。挿入困難な主な原因は、挿入時の不快感、苦痛になります。送気法と比較して、水浸法はわずかな水で視野確保が可能であり、その結果、大腸の過膨張を少なくし、内視鏡の挿入が可能です。
 私の感想:①水浸法は腸管の過伸展を防ぎ、ループ形成の少ない挿入が可能になりました。②また、水浸法によりスコープの滑りが良くなり、抵抗の少ない挿入が可能になりました。③その結果、患者さんの苦痛が軽減できました。また、術者のストレスも軽くなりました。
 患者さんのコメント:①大変楽だった。②胃カメラより役立った。③本当に内視鏡が入っているの?という感じであった。④気持ちいい、位であった。
 会場受講者の中にも、主宰子の顔を見た途端、先日の検査で、初めて「痛くなかった」と言ってもらえました、と嬉しそうに教えてくださった方がおられました。主宰子も思わずうれしくなってしまいました。素晴らしいことです!!
 水浸法の一層の普及を願っております。後藤利夫先生頑張ってください。応援しております。

『実地医家のためのピロリ新時代の胃カメラ観察法と細径スコープを使った新しい大腸内視鏡挿入法』

【セミナー概要】
10:00-12:00 
「ピロリ菌時代の新しい胃カメラの考え方と見落としのない高速観察法」
2013年2月21日慢性胃炎にピロリ菌の除菌が保菌適応になりました。まさに「胃がん革命」です。それにともない、胃カメラの考え方も変化しています。慢性胃炎の見方が格段に進歩し、日常診療の内容も一変しました。その変更点を中心に解説します。またピロリ菌知識の一般普及に伴い、胃カメラ需要は高まっています。そこで大量の人数を短時間で見落としなく観察できる科学的観察手順である東京大学物療内科に伝わる粒良式観察法の理論と手順を紹介します。
13:00-15:00
「受動弯曲と極細スコープを使った誰にでもできる大腸内視鏡」
大腸内視鏡にはプッシュ法とプル法があります。プッシュ法は初心者でも行いやすいのですが痛みが強いのが難点でした。最近極細スコープや受動弯曲スコープなど押しても痛くないスコープが開発されています。プル法と比べての利点や、極細スコープを使う時の注意点など、「誰でもできる、押しても痛くない、極細スコープを使った大腸内視鏡挿入技術」を公開します。
(※今回の講演は、これまでの“水浸法”とは直接関係はありません)

午前の部:後藤・佐藤先生
「ピロリ菌時代の新しい胃カメラの考え方と見落としのない高速観察法」
 2013年2月21日慢性胃炎にピロリ菌の除菌が保菌適応になりました。まさに「胃がん革命」です。それに伴い、胃カメラの考え方も変化しています。慢性胃炎の見方が格段に進歩し、日常診療も一変しました。その変更点を中心に解説します。
 またピロリ菌知識の一般普及に伴い、胃カメラ需要は高まっています。そこで大量の人数を短時間で見落としなく観察できる科学的観察手順である粒良式観察法の理論と手順を紹介します。
午後の部:後藤→佐藤先生
「受動弯曲と極細スコープを使った誰でもできる大腸内視鏡」
 大腸内視鏡にはプッシュ法とプル法があります。プッシュ法は初心者でも行いやすいのですが痛みが強いのが難点でした。
 最近極細スコープや受動弯曲スコープなど押しても痛くないスコープが開発されています。プル法と比べての利点や、極細スコープを使うときの注意点など、「誰でもできる、押しても痛くない、極細スコープを使った大腸内視鏡挿入技術」を公開します。
 (※今回の講演は、これまでの”水浸法”とは直接関係はありません)

セミナーNo312
2015年8月23日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■佐藤達雄 先生(東京大学医学部付属病院物療内科)
■分野: 診療・診察技術/検査
■対象: 医師/看護師/検査技師


午前 ピロリ菌時代の新しい胃カメラの考え方と見落としのない高速観察法(東大の佐藤達雄先生と共演)(非公開)


午後 受動弯曲と極細スコープを使った誰にでもできる大腸内視鏡(2022年8月7日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第312回セミナー『ピロリ新時代の胃カメラ観察法と細径スコープの大腸内視鏡挿入法』は盛会裏に終了しました。
 8月23日(日)に開催しました第312回医療技術セミナー『実地医家のためのピロリ新時代の胃カメラ観察法と細径スコープを使った新しい大腸内視鏡挿入法』は盛会裏に終了しました。
 講師には、大腸内視鏡の”水浸法”でこれまで何回もご登場になっている後藤利夫先生(新宿大腸クリニック院長)と、元東京大学医学部附属病院物療内科消化器科の佐藤達雄先生でした。後藤先生は、昨年の11月以来、佐藤先生は昨年の3月以来のご出演です。
 講義の組立は、午前が上部消化管の検査を専門に行っておられる佐藤先生の『実地医家のためのピロリ新時代の胃カメラ観察法』でした。かつて東京大学で多くの医師を育て上げられた恩師の粒良邦彦先生の教え「早くて見逃しのない観察法」「回転式観察法→垂直観察法」「動的観察法」を忠実に守り、実践されておられる技術をお話になられました。2013年2月21日に、「慢性胃炎」に保険適応が行われ、後藤先生は『胃がん革命日』と呼ばれましたが、ピロリ菌感染者の3%に胃がんが発生する現状を認識され、それまでは「毎年、胃カメラ検査を受けましょう」から、「ピロリ菌の除菌をしましょう」にスローガンが変わったことを指摘され、胃がん死亡の状況は年に5万人あり、今後30年はまだ多いであろうと予測されました。そこで、”早くて見落としのない胃カメラ観察法”の出番であり、佐藤先生は、他の医師の方が、上部消化管を検査されるのに15分かかっておられるところを、4分で検査され、40枚の写真を撮られて、かつ見落としのない技術に高められて、この技術を世に広め、どなたかに引き継ぎたいと考えられている、ことを紹介されました。その後、佐藤先生により、最新の症例の胃カメラ写真を約600枚供覧され、写真の分析やがんの発見の経緯等につき、披露されました。
 午後は、後藤利夫先生の『細径スコープを使った新しい大腸内視鏡挿入法』と題され、オリンパス社の”受動湾曲”という機能の優れた細径の大腸内視鏡をいくつか例に出されて推奨され、受動湾曲という機能は「屈曲部における挿入性」のうえで重要であり、極細のスコープは、癒着に強い痩せた人に向いている・・・と強調され、極細スコープのメリットについて解説され、その後挿入法(プッシュ法、ループ解除法、癒着とは?)にも触れて、詳細に解説していただきました。他に、S状結腸でのループ解除、脾湾でたわませないコツ、練習法等につき動画も含めて、ご披露いただきました。
 今回は、水浸法とは直接関係ありませんでしたが、いつものように講義を聞く受講者のために、工夫を凝らしたスライドや動画を作成される等、これらの技術の発展と普及への並々ならぬ情熱を感じさせる名講義でありました。

2014年9月7日#273 『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法』-1.“水浸法”とワンパターンメソッド- 午前 水浸法 午後 ワンパターンメソッド のときに、午後のおまけとしてFlashでCF格言集を作りました。もうFlashが動かないので、テキストにしました。(すみません。今月は動画はありません)

水浸法20年
 1995年出願のポンプの特許に1994年の水浸法のデータがあります。「挿入時間は平均15分から7分に短縮され、1日の検査件数は7人から15人に増加した」

引きは早ければ早いほどいい
押せば押すほど痛みがまします。一番早いタイミングで引いてストレートにするのが一番上手い人です。 

画面にだまされない
画面が見えるままに押していってはループを作ります。コロンモデルと見え方が違うのは捻れているせいなので、引いて短縮したらコロンモデルと同じになります。

アタッチメントは神の手
腸管が虚脱していて壁が近いのでアタッチメントがあると赤玉にならず水浸法では有利です。水の中では見えなくなりますが襞をかき分けてくれます。

腹部圧迫はループの前に
腹部圧迫はたわまないためにやるものです。痛くありません。たわんでからやるから痛いのです。たわんでいるときにやるのは更に押すことではなく、ループ解除です。


体位は変える
横行結腸は左側臥位より仰臥位の方が短縮しやすいです。

痛みの先に穿孔あり
いつも苦痛を与えているといつか穿孔します。苦痛を麻酔でごまかすのも危険です。麻酔を使わなくても痛くないようにするのが最も安全です。

プッシュ・プル・早期短縮
S状結腸と横行結腸の挿入法は3種類あります。全部押してループを作って解除する方法と、前半は押して後半は引く方法と、前半から引く方法です。

先端フックは90度
水浸法で多用する先端フックは先端アタッチメントを屈曲部に当てて引きます。そのときのアングル角は90度くらいですのでアップ以外のアングルも使えます。

押すときまっすぐ引くとき回す
押すとき回すとすぐに捻れてループができます。引くときは捻れやループを解除するように回します。その回し方が定点固定法です。 

Sは右、Tは左回し
前半S状結腸はライトローテーション
後半横行結腸はレフトローテーション
厳密には定点固定法に従う

引くとき画面は固定する
スコープをプルして腸管を短縮するときの原則は、画面を動かさないようにスコープを動かすこと。 これを”定点固定法”という。

スコープは患者が選ぶ
スコープを医師の好みではなく患者の体型に合わせて選択する。太った人に太いスコープ、やせた人に細いスコープ、高齢・手術歴・便秘は5kgマイナス。

挿入困難スコープ変える
S状結腸が癒着で屈曲が強すぎてスーパーアップでも越えられないときは細いスコープに変えると難なく入ります。

ポンプチョンチョン100cc
水浸法も水が多すぎてはメリットは無い。ポンプは連続的にガーと踏まないでチョンチョンとトータル100回踏んで100ccで挿入する。

基本の構えは12時の構え
ワンパターンメソッドは基本の構えで始まり基本の構えで終わる。また前半の終了時も基本の構えだ。

中は外の2倍速
左手を回すとスコープの先端は2倍回る
この”2倍進角の法則”はワンパターンメソッドの根拠です。

左手はお盆、スコープは板
2倍進角の法則が成り立つための条件は2つあります。左手手のひらは常に上を向きます。スコープ体外部は捻れが無く常に一平面上にあります。

指で覚えるワンパターン
ワンパターンメソッドを覚えるのに指内視鏡が便利だ。右手人差し指 をスコープ先端と考える。この時2倍進角の法則に従って左手も連動して動く必要がある。

ライトアングルはグリップ変える
強いライトアングルはワンパターンメソッドの命。そのためライトアングルをかけるときは左手グリップの持ち方を変える。

人はコロンモデルの10倍
コロンモデル10倍則によると人間平均挿入時間はコロンモデルの挿入時間の10倍である。だからコロンモデルを早く入れる練習をする。

コロンモデルは1分で
コロンモデル1分は人10分相当で人でやってもかなり上手いはずです。挿入不能例はほとんど無いでしょう。コロンモデル練習では1分以内をめざします。

挿入時間を物差しとして使う
挿入時間は患者さんの難易度の物差しであり、自分の技術の物差しでもあるので記録しておくのが望ましい。

30分であきらめよ
挿入率を上げたくていつまでも粘る人がいますが、患者さんは2度と受けたくなくなります。大腸内視鏡は時の運なので今日はダメだったが次回頑張りましょう。

空気も水も入れすぎない
吸引すること
その前に入れすぎないこと
腸が虚脱していると短縮しやすいから

水浸法は画面が近い
水浸法は入れる水の量が少なく腸管が虚脱しているのでいつも壁が目前に迫っている。最初とまどうかもしれないがなれたらすぐにコロンモデルと同じだと気づく。

人ではS前半でプルする
人ではコロンモデルよりも少し早く短縮をはじめる。水浸法なら先端フックでS前半でも短縮できるからだ。T前半でやることもある。

アングルとローテは同時に使う
たいてい右ローテのときは右アングル、左ローテのときは左アングルを併用する。とくにS状結腸では有用。いつも同時に使うようにくせにしておくとよい。

脾弯は12時40cm三角形
脾弯で前半が終わる。脾弯を間違うと大変だ。脾弯をアップで越えたとき、左手12時で距離は40cm、画面は横行結腸の三角形が見えていなければいけない。

硬度は脾弯で1上げる
硬度可変スコープなら最初1でスタートして脾弯曲から後半は2に上げる。 

引上げはレフトターンダウンプル
横行結腸を短縮することを引き上げるという。このときレフトターン+ダウンアングル+プル操作を同時に行う。

横行結腸は3回引き上げる
引きは転ばぬ先の杖。横行結腸で引き上げ作業をおまじないのように3回やると自然に短縮されて入りやすくなる。

T後半は襞を立てる
横行結腸中央部はダウンアングルだがすぐにレフトターンしてレフトアングルにチェンジする。このとき画面の襞は垂直に立てて真左に進むと進路がわかりやすい。

スコープは離して持つ
スコープを持つ右手は患者さんのお尻から離れて弱く持つのがコツ。スコープが操作しやすいし体内のスコープの情報がわかりやすい。

押したらすぐ引く
癒着で先端フックで短縮できないときは少し押して屈曲部でフックしてすぐに引くこと。押し続けたらループを作るだけ。

手抜きをしない
めんどくさいから簡単そうだからといって自分がラクするための手抜きをしないで、患者さんがラクに検査が受けられるために何でもやることです。

親と思う、天皇と思う
患者さんをいつも自分の親と思って、天皇陛下と思って検査していたら、どんなVIPが来てもやることは同じです。

[用語解説]
腸管が虚脱・・・水浸法では一人あたり100~200ccの水しか入れない。空気法の約1/10。
短縮抵抗性・・・膨らんだ風船が元の形に戻ろうとするように空気や水が多いと短縮するのに抵抗する力が働く。
早期短縮・・・S頂部に到達する前のS前半、T中央部に到達する前のT前半で短縮する。
先端フック・・・通常のフックよりも弱いが強い屈曲が無くても襞があればいつでも短縮できる。
定点固定・・・短縮するときは回すが、その引き量と回し量の最適化は画面を動かさないようにする。
ワンパターンメソッド・・・人の腸も早期短縮してコロンモデルの形にすればワンパターンで挿入できる。
コロンモデル10倍則・・・コロンモデル1分=人間平均10分。
短期間で修得・・・早い人は3ヶ月でマスター。

『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法』
-2.部位別テクニックと実際のビデオによる供覧-

【セミナー概要】
 大腸内視鏡の挿入は当てずっぽうやカンでやるのではなく、理論的にやりましょう。直腸、S状結腸、SD-J、脾彎曲、横行結腸、肝彎曲と部位別に分け、その挿入理論とテクニックを説明し、実際のビデオを使って理論がどのように実践されているかを確認します。
 言われてみれば簡単なことも言われないとなかなか気づかないのがコロンブスの卵。この講演では、今まで本に書かれていない初めての知見をたくさん紹介します。水浸法の人もそうでない人も、ご期待下さい!!
 皆さま、奮ってご参加下さい。
第1部 10:00-12:00 前半
1.直腸のテクニックと実際のビデオ
2.S状結腸のテクニックと実際のビデオ
3.SD-Jのテクニックと実際のビデオ
4.脾彎曲のテクニックと実際のビデオ
  (ここまでが前半、これからが後半)
(12:00-13:00 昼食・休憩)
第2部 13:00-15:00 後半 (9/29 改定)
5. 横行結腸のテクニックと実際のビデオ
6. 肝彎曲のテクニックと実際のビデオ
7. 挿入困難例のテクニックと実際のビデオ
8. ポリペクトミーのテクニックと実際のビデオ

セミナーNo281
2014年11月9日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■分野: 診療・診察技術
■対象: 医師/看護師



午前 ”水浸法”とワンパターンメソッドの復習、大腸内視鏡挿入法の部位別テクニック(2022年6月5日公開)



午後 挿入困難例のパターン別攻略法とポリペクトミーのテクニックと実際(2022年7月3日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第281回セミナー『大腸内視鏡挿入法-2.部位別テクニックと実際のビデオ供覧』は盛会裏に終了しました。
 11月9日(日)に開催しました第281回医療技術セミナー『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法-2.部位別テクニックと実際のビデオ供覧』は盛会裏に終了しました。
 講師には、新宿大腸クリニック院長の後藤利夫先生をお迎えしました。これまで通り、「”水浸法”とワンパターンメソッド」と「挿入法と挿入困難例の解決法、麻酔法、ポリペクトミー」の組合せでお話をいただくようになって3年目で、4サイクル目になります。ますます、”水浸法”の考え方とテクニックが磨かれて来ており、お見せいただける資料や動画もそのたびに改定されるとともに充実してきております。おそらくそれらの集大成であるのだと思いますが、来年6月には、C出版社から出版されることが決まったようです。大いに期待したいと思います。
 今回の講義の組立は、
第1部 10:00-12:00
ワンパターンメソッドの復習、直腸のテクニックと実際、S状結腸のテクニックと実際、SD-Jのテクニックと実際、脾彎曲のテクニックと実際、横行結腸のテクニックと実際、肝彎曲のテクニックと実際 (12:00-13:00 昼食・休憩)
第2部 13:00-14:00 挿入困難例のパターン別攻略法
第3部 14:00-15:00 ポリペクトミーのテクニックと実際、ということでした。
 今回の講義では、それぞれの理論の解説の後、お見せいただける動画が、微に入り細を穿つて充実してきており、これでもかこれでもか・・・とお見せいただけることです。また、お見せいただける画像の構成にも工夫が入り、検査されている時の左手と右手の動きを含めた全体像とともに、左上にはコロンモデルへの挿入による画像、右上には実際の患者さんへの挿入時の画像が入っており、見やすく、わかりやすくなってきております。さらに、配らせていただく資料のテキストも、マイクロソフト・PPTの「ノート」形式で、上部にはスライド画像、下部にはその詳細な解説が加えられている・・・という具合に工夫されております。
 今回も、スキルアップのセミナーそのものに初めて来た・・・という方、後藤先生のセミナーには初めて・・・という方も来ておられまして、希望すれば後藤先生の検査実技を見学させてもらえたり、メールで直接 質問をしてもウエルカムということで、ますます人気が高まってきております。なお、クリニックと検査実技の見学は、事前にご連絡さえいただければOKで、もちろん無料だそうです。

『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法』
-1.“水浸法”とワンパターンメソッド-

【セミナー概要】
今まで空気を入れていたから入らなかった。
空気の代わりに水を入れたらこんなに簡単に入る。
簡単、マスターしやすい、痛くない!
“水浸法”の全てを公開します。
(あわせて水浸法ポンプの作り方と使い方も公開)
千差万別の人間の腸がワンパターンで挿入できる?
そんな夢のような話が“ワンパターンメソッド”です。
これは水浸法という原理に最適の挿入技術のことです。
どこでどの技術を使うかが分かります。
今まで当てずっぽうに入れていた人も挿入で迷うことが無くなるでしょう。
皆さま、奮ってご参加下さい。
1.水浸法
2.ポンプの作り方と使い方
3.ワンパターンメソッド
4.実例動画

セミナーNo273
2014年9月7日(日) 10:00~15:00
スタンダード会議室 銀座二丁目店
(東京都中央区銀座二丁目6-15)
■後藤利夫 先生(新宿大腸クリニック 院長)
■分野: 診療・診察技術/検査
■対象: 医師/看護師


午前 水浸法(2022年4月3日公開)


午後 ワンパターンメソッド(2022年5月1日公開)

終了したセミナーの報告と開催の模様
■第273回セミナー『大腸内視鏡挿入法①”水浸法”とワンパターンメソッド』は盛会裏に終了しました。
 9月7日(日)に開催しました第273回医療技術セミナー『実地医家のためのわかりやすい大腸内視鏡挿入法-①”水浸法”とワンパターンメソッド』は盛会裏に終了しました。
 講師には、新宿大腸クリニック院長の後藤利夫先生をお迎えしましたが、今年で4サイクル目です。2012年1月に、最初の”水浸法”と、3月に”ポリペクトミーと新しい麻酔薬”あるいは”評判の取れる胃カメラ法”のセットで開催し、この年には秋にも開催し この年2回、13年にも秋に1回、14年秋の今回と、4サイクル目というわけです。なお、最初の年の5月には「便秘とヨーグルト」のテーマでお話をしていただいております。素晴らしいのは、その度にテキストや動画が新しくなり かつ向上し、お話の内容も進化してきていることです。それよりも、もっと素晴らしいのは、開催の度に受講者が少しずつ少しずつ、新しく掘り起こされてくることです。後藤先生はこの”水浸法”を20年前に考案されたとのことですが、毎日の診療が忙しいことで、当時から所属されていた徳洲会病院グループの中だけで研鑽と教育を続けて、お弟子さんを育てて来られた・・・という手法・手技だったのを、意を決して3年前に医療界に問われた、要するにスキルアップセミナーで話をされることで新しく支持者を増やして行こう・・・とされた という次第でした。今回、参加された16名の方で、従来から他のセミナーに参加されておられた方は3名ですが、あとの方はスキルアップのセミナーは初めてで、かつ”水浸法”も初めて・・・という方々でした。また、先の3名の方のうち2名もまた、”水浸法”は初めて・・・という方でした。素晴らしい!、ことデス。
 大腸内視鏡検査をおやりになっておられない受講者の方の中には、なぜ毎年開催し続けるのだ・・・と疑問を持っておられる方もおられるかと思いますが、そういう事情なのです。お許し下さい。
 今回は、テキスト、動画のアニメが新しく考案されておられましたが、受講者の中で唯一3回目の参加である受講者は、「だんだん資料もお話も磨かれて素晴らしくなっていく・・・」と驚かれておられました。
 主宰者としても、”水浸法”が医療界に着実に浸透して行っている・・・という確かな実感を得ました。嬉しい限りです。

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