水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル

~本を読んだ人も読んでいない人も、水浸法の人もそうでない人も~

『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』中外医学社より好評発売中。
本はマニュアル本ですので「なぜそうするか?」より「なにをするか?」の方に力点がおかれています。
このブログでは本を補完するため理論的な面を詳しく説明します。

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カテゴリ: PC用ゲーム

aragow
昔むかし、DOS時代にdBASEというソフトが有り、そのクローンにdBXLというのがあり、ARAGO for Windowsに進化しましたが、Microsoft Accessに負けて絶滅しました。
当時10万もしたというその珍品がヤフオクで手に入りました。
dBASE言語の勉強も兼ねて早速オンラインヘルプを見ながらいつもの「スコープ選択基準」を移植しました。
コンパイルしたらWindows実行ファイル(.exe)が作れるらしいので作ってみました。
私の環境(32bit Windows7)では動きましたが、10や11や64bitで動くかどうかわかりません。
aragowでできたということは、dbase for windows や visual dbase、visual foxproでもできそうです。
こちら(1.58MB)
追伸
dBXLのprompt windowでやるとこんな感じです。(笑)
Arago

ヨーグルトの乳酸菌で大腸がんの予防や潰瘍性大腸炎の症状を緩和するものがあるのをご存知ですか? 内視鏡挿入法とは関係ないですが、こんなゲームを作りました。

大腸スコープの選択基準表をアップします。枠内に身長と体重を記入して赤いボタンをクリックしてください。10人まで同時に表示できます。



みなさまお元気ですか?
今年もよろしくおねがいします。

水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』は現在、書籍としては版元(中外医学社)で品切れ中でAmazonでも高価または入手困難になっています。
でもM2PLUS電子書籍として購入が可能です。¥4,950 (税込)
動画との連携がいいですので今後は電子書籍の購入をおすすめします。

水浸法では痩せた人に細いスコープを、太った人に太いスコープをおすすめしています。
本にはスコープ選択基準表を掲載してありますが、身長と体重を記入するとどのスコープを使ったらいいかを表を見なくても判定するExcelファイルを作りました。
エクセルですのでちょっとした改造でご自分の使いやすいように変更もできます。
ご自由にご利用ください。(免責でおねがいします)
マクロを利用していますので開くときに「マクロを有効にする」ボタンをクリックしてください。
『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアルpp.94-95』


(追伸)無麻酔無痛の水浸法の見学ご希望者(無料ただし医師に限る)は私にメールしてください。

無痛なら競ってもいいと思いますが、挿入時間は競うものではありません。焦って急ぐと患者さんに痛みを与えてしまうことがあるからです。ただ患者さんの難易度の客観的な物差しにはなるので一応ストップウォッチをかけています。最初の盲腸の写真の時間で計測しています。

これはあなたの挿入時間のグラフをつくるゲームです。右の空欄に時間を入れてください。ボタンを押すとヒストグラムの表を描きます。むやみに早いよりも10分以上の遅延例を少なくすることに心がけましょう。そういう挿入法は苦痛も少ないはずです。
水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル p.5

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